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日々のこと
2024.04.25
diary

ミラーテクニックセミナー

みなさまこんにちは、院長の相馬です。

先日、新しくお茶の水に出来たモリタトレーニングセンターにてミラーテクニックセミナーが開催され、お手伝いに行って参りました。

歯科治療では狭い口腔内の処置がメインとなるため小さいミラーを使い、虫歯の見逃しなどが起きないよう確認しながら処置を行います。

ミラーの使い方を勉強することで診療精度が向上するのはもちろん、診療の効率化にもつながります。

今回のセミナーを受講していただいた先生方は国家試験合格発表を待つ間に受講された(!)方や臨床研修を間も無く終了しこれから臨床に入られる若い先生から、首、肩、腰の痛みと戦いながら長く臨床を続けて来られ、何とか痛みを解消してこれからも診療していきたいという先生など、世代や目的も様々な先生方に集まって頂きました。

講師の麻生先生からは安定した楽な姿勢はどこなのかを見つけるところから、その上で精密なコントロールを実現する為に必要な事(患者ポジション、ミラーテクニック、レスト、アシスタントワーク)や、診療環境(モリタフィールユニット)について話をして頂きました。

このセミナーではスタート時とセミナー終了時で診療姿勢にどの程度変化があったかを比較しています。

参加された先生方皆さんが身体に負荷の少ない安定した姿勢でミラーを使い、形成されていました。

麻生先生からは「道具に使われるのではなく、自分がやりたい診療姿勢に合った道具を使って診療する事で精密な治療を長く患者さんに提供できるようになる」とお話がありました。

歯科医療にもデジタル化の波が来ていますが、それらの機器を使いこなす為に歯科医師の精密な手指のコントロールは必須事項です。

引き続き先生方のサポートも行いながら、自身の診療スキル向上に向け頑張っていこうと感じた1日でした。

相馬

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